赤ちゃんにオススメの絵本と絵本よみきかせ

今回は、生後半年くらいの赤ちゃんから読み聞かせできる絵本を紹介します。

 

新米ママパパは絵本選びも「どれを選べば…」と迷ってしまいますよね。絵本はカラー刷りで、中の紙や表紙も子どもが扱えるようしっかりとした作りになっているため、小説などと比較すると割と高額です。

なので、せっかく家に置くのなら、良書を選びたいですよね。

 

子どもの頃から馴染みのあるベストセラーを選ぶと間違いない

 

新しい絵本作家さんにも、素敵な絵本を描く方はたくさんいます。しかし、残念ながらそうではない方もいるので、まずはベストセラーを選びます。

 

例えば「はらぺこあおむし」のエリックカール、

「いないいないばあ」「のせてのせて」「もうねんね」などの赤ちゃん絵本をたくさん描いてらっしゃる、松谷みよ子さん、

「おつきさまこんばんは」「くつくつあるけ」などの林明子さん、

「だるまさんが」シリーズのかがくいひろしさん、

「じゃあじゃあびりびり」などの、まついのりこさん

長い間親しまれている絵本作家さんの作品は子どもも好きですし、日本語も美しくて子どもに読み聞かせするのに最適だと思いますよ。

 

まずは「いないいないばあ」

 

先程出てきた松谷みよ子さんの「いないいないばあ」は、絵が優しく言葉も綺麗で大好きです。

もうひとつ、木村裕一さんの「いないいないばああそび」も、子どもが大好きでよく見ていました。

木村裕一さんの絵本はしかけ絵本がシリーズでたくさん出ていますので、チェックしてみてください。

 

"いないいないばあ"は、赤ちゃんのこころの発達には欠かせない"ものの永続性"というものと繋がっています。赤ちゃんは最初は、目の前から消えたものはが「無くなった」と認識して探したりしません。

 

それがだんだん脳の発達とともに、「さっきあった場所にあるはずだ」と、見えないものをイメージできるようになってきます。そして、「いないいなーい」と隠れた顔が、「出てくる」という予測がだんだん立って来るのです。

 

最初はおうちの人や身近な人が「いないいないばぁ!」と遊んであげるうちに、だんだんわかってきます。そうするうちに、「いないいないばあ」の絵本もワクワクした気持ちで見るようになるのです。

新米ママパパほど「うたえほん」を選ぶことで読み聞かせしやすい

「絵本の読み聞かせって、テンション上げて読まないといけないんでしょ?」「保育士さんみたいにはできない」と思うおうちの人、多いと思います。

うた絵本と言って、昔から馴染みのある童謡を絵本にしたものが売っています。

 

たとえば「どんないろがすき」(♪どんないろーがすき?あか!あかいいろーがすき)や、「あぶくたった」(♪あーぶくたった にえたった にえたかどうだかたべてみよ)、「おばけなんてないさ」(♪おばけなんてなーいさ おばけなんてうーそさ)などなど色々売っています。

歌いながらページをめくるだけなので、オススメです。

 

絵本はおもちゃとは違うので、好き放題に触って破ることはせず、大切に扱う

 

最後に、おもちゃは割と自由に使って自主性や想像力を育てることも大事かなーと思いますが、絵本は投げたり、踏んだり、破いたり、落書きしたりはしないよう大人が持って子どもを膝に抱いて読んだり、最初はハードブック(厚紙でできた赤ちゃん用の絵本)なら与えるようにしましょうね。