子どもが「学校へ行きたくない!」と言い出した時に出来ること
子どもが「学校へ行きたくない」と言い出したら皆さんはどうしますか?
学校に行けなくなる前に親が出来ることについて考えてみました。
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「行きたくない!」を否定しない
眠かったり、ちょっと学校で嫌なことがあったり、今日は学校へ行きたくないな、という時は誰にだってあります。
親の都合でどうしても休まれたら困る、ということも実際にはありますが、子どもの「行きたくない!」の気持ちを否定するのは良くありません。
「行きたくない!」の気持ちには、「ママも会社行きたくないよ~」「学校行きたくないんだね」と子どもの気持ちに寄り添って会話を進めていきましょう。
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「行きたくない!」の理由を聞き出すには?
学校に行きたくないのには何かしらの原因があるはずです。
「お友達と何か嫌なことがあったの?」
「昨日は何か嫌な事があったの?」
まずはそんな風に聞いてみて、なにかひとつでもいいからコレといったきっかけを引き出しましょう。
嫌なことがあったのならば、「先生に話ししようか?」「学校に行ってママが話してこようか?」など、自分は子どもの味方だよ!ということを前面に出して話してみます。
理由がなかったり、なかなか言えない場合も無理に話しを聞き出そうとはせずに、「いまは無理でも話せるようになった時に話してね」と少し待ってあげることも大切ですね。
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休んだらなにがしたいか?を聞いてみる
「今日休んだら、何かやりたいことある?」
「どうしたら元気になれると思う?」
一日学校を休むとして、その日に子どもがやることを子ども自身に決めさせてあげることでよい気分転換につながります。
たとえばお気に入りのレジャー施設に行きたいなどすぐに叶えてあげられない希望もありますが、そういった場合は「今日は無理だけど次のママのお休みに行ってみよう!」など代替え案を出してあげることで子ともの気持ちもずいぶんと違ってきますよ。
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「明日は学校に行ってみよう!」を伝えることも大切
一度休んでしまうとそれをきっかけに学校に行かなくなってしまうこともあります。
「今日お休みして少し元気になったら明日は行ってみよう!」
「遅刻してもいいから明日は学校へ行ってみよう!」
もしかしたら明日になったら「やっぱり行きたくない!」と思ってしまうかもしれませんが、少しでも前向きになれるように学校に行くということを子ども自身に考えてもらう事も大切な事です。
最後に
「一度休んでしまったらこのまま不登校に・・・」と思って無理矢理学校に行かせることが子どもにとっていちばん苦痛な事です。
一日休んで気持ちが晴れるなら!くらいの気持ちで今日は大目に見て、子どもとゆっくりズル休みをしてみませんか?