こどもはなぜ好き嫌いをしてしまうの?嫌いになっちゃうこんな理由

 せっかくがんばってご飯を作っても「これ嫌い」「食べたくない」と言われるとがっかりしてしまいますね。

こどもはなぜ好き嫌いをしてしまうの?嫌いな食べ物が出来てしまう理由をまとめてみました。

 

1・前に食べた時に嫌な思いをした記憶が残っている

 たとえば給食で食べたピーマンがとても苦かったり、家で食べたお魚の骨が刺さってしまったり。

そんな経験があると、「前に食べた時に嫌だったな」という記憶が残ってしまい、同じものを次回食べる時に抵抗を感じてしまいます。

 

その食べ物が原因でなくても「アレを食べた後にお腹を壊した」という記憶があると、そういったことでも食べ物を嫌いになってしまうことがあるそうです。

 

2・見た目が受け付けない

 大人でも初めて見る食べ物にていこうを感じてしまう人は少なくありません。

まして、経験値の低い子供だったらなおさら初めて食べるものに対して、「これなに?変な色(形)している」と思ってしまうのは当たり前のことなんです。

 

色が強いもの、臭いが強いもの、変わった形をしているもの、たねやとげがあって食べにくそうなもの。

そういったものは見た目で受け付けない、ということもある意味では普通の反応と言えるかもしれません。

 

3・親が苦手な物は子供も苦手になりがち

 親が苦手な食べ物は家で食べる機会が極端に少なくなってしまいます。

我が家でもそうですが、特にご飯を作ってくれる人が嫌いな物は自然と食卓に並ばなくなってしまうものですね。

 

親が「これあんまり好きじゃない」といって食べなかったり、家庭であまり食べないものはこどもだって「あんまり好きじゃない」「あんまり食べたことないから嫌だ」と思ってしまうのは自然な事です。

 

こどもの好き嫌いの原因が親というのはわりと良くある話ですね。

 

4・アレルギーが原因という事もある

 はっきりとした症状がでなくても、なんとなく食べると具合が悪くなってしまう食べ物というものが大人の人でもあると思います。

熱が出る、かゆみや赤みが出る、呼吸が苦しくなるなどの目に見える症状が出ればそばにいる大人もわかりますが、なんとなく口の中がかゆかったりイガイガしたりするくらいだと大人でも自分のアレルギーに気が付かないこともあるんです。

 

こどもはこの「なんとなく具合が悪い」ということをうまく伝えることが難しいので、特定の食べ物を食べない原因がアレルギーということも考えられます。

 

 

最後に

 昨日まで好きだったものがある日突然食べられなくなったり、逆にある日を境に食べられるようになったり。

食べ物の好き嫌いはどんどんと変化していきます。

一度食べなくてもあきらめず、ゆっくりと様子を見ていくことも大切ですね。