赤ちゃんの歯ブラシデビュー 楽しく始める初めての歯はみがき

離乳食を始めると赤ちゃんのお口の中の状態も気になってきますね。

赤ちゃんの歯ブラシデビューって「赤ちゃんが歯ブラシを嫌がったらどうしよう・・・。」と悩んでしまうところでもありました。

でも、そうならないために我が家でやっていた歯ブラシデビューへのお話を書いてみたいと思います。


赤ちゃんの歯が生えはじめるのはいつ頃?

赤ちゃんの歯が生えはじめてくるのはだいたい生後7~8ケ月頃です。

中には生まれた時に既に歯が生えているという子もいるようですが、母子手帳などには一般的に7~8ケ月頃になると乳歯が生えてくると書いてあります。

 

もちろんこれはあくまで「一般的」な話であって、全員が8ケ月頃に乳歯が生えてくるというわけではありません。

 

身体の成長の早い・遅いがあるように、歯の生えてくる時期にも早い・遅いがあるのは当たり前のこと。

 

離乳食が始まると食事の進みや歯の話題がママさんたちの間で活発になりますが、「うちはうちでOK」と割り切って自然に歯が生えてくるのを待ちましょう。

 

心配しなくて大丈夫。遅い子でも1歳になればしっかり歯が生えてきますよ。

 

赤ちゃん自身も歯が生えてくるのを気が付いている?

歯が生え始める頃になると、赤ちゃん自身も自分の口の中の違和感に気づき始めます。

自分の指を食べる。

 

歯肉がむずむずしてきてよだれがたくさん出てくる。

口の中がなんとなく気持ち悪くて泣く。

気が付くと口の中を触っているような行動を見せるようになってきます。

 

「なんだか機嫌が悪いみたいだけど何が原因かな?」とすぐには気が付かないかもしれませんが、よくよく見てみると赤ちゃんの動きで「そろそろ歯が生えてきたかな??」というのがわかってくるかもしれません。

 

この時期になると、赤ちゃんはいろいろな物を口に入れたりなめたりしていますので、そろそろゴム製の歯ブラシ型のおもちゃを用意して歯磨きごっこを始めてみましょう。

ゴムのような素材で出来たおもちゃだったら、赤ちゃんも楽しんでカミカミしてくれるので、自然と歯ブラシのスタートへと進めますよ。

 

いよいよ赤ちゃんの歯ブラシデビュー

赤ちゃんのかわいい歯が見えてきたらいよいよ歯ブラシデビューの時です!

歯ブラシ型のおもちゃである程度慣れている赤ちゃんは、本物の歯ブラシを口に入れても拒絶するパターンは少ないです。

 

いきなり歯ブラシでゴシゴシをスタートするのではなく、まずはガーゼで口の中をきれいに拭いてから歯ブラシでさっと仕上げ磨きをする程度から始めてみましょう。

 

パパ・ママのお膝の上に赤ちゃんをゴロンと寝かせて「お口の中をコチョコチョするよ~」という遊びの延長の間隔で始めてみてもいいですね。

 

無理やり押させつけたり痛くしたりすると赤ちゃんは嫌がります。

「歯磨きは怖いもの、痛いもの」というイメージを赤ちゃんに抱かせないように、笑顔で優しくそっと歯磨きをしてあげましょう。

指サック形のものや柔らかい歯ブラシ、ゴムの歯ブラシなどいろいろな種類がありますので、用意して赤ちゃんの様子を見ながらいろいろ試してみるのもいいかもしれません。

なによりも一番大事なことは、赤ちゃんが嫌がらないこと!

赤ちゃんが嬉しそうに歯磨きを受け入れてくれるように、パパやママも笑顔で歯磨きをすすめていきましょうね。

 

最後に 歯ブラシも焦らず楽しんで

小さな小さな赤ちゃんの歯。

 

この先何十年と使っていく歯ですから、出来る限り虫歯にはしたくないものです。

歯を大切にすることは心と身体の健康にもつながります。

難しく考えず、まずは赤ちゃんと一緒に楽しむ気持ちで歯磨きも頑張っていきましょう。